お知らせ

(1)当院の施設基準状況につきまして 令和7年5月29日現在

当病院は保険医療機関であり、診療報酬(医療費)算定にあたり、以下の各施設基準等に適合している旨の届出を近畿厚生局長に行い、実施しております。

・外来後発医薬品使用体制加算2 ・在宅時医学総合管理料および施設入居時医学総合管理料 ・外来・在宅ベースアップ評価料 ・(Ⅰ)医療DX推進体制整備加算6

(2)「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について

当院では、医療の透明化や患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行させていただいております。

明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出下さい。

(3)院内処方における後発医薬品(ジェネリック)使用につきまして

当院では、より安価で効果の同等な後発医薬品(ジェネリック)の使用を推進しており、後発医薬品使用体制加算に係る届出を行っております。

後発医薬品は先発医薬品と同じ成分を含むものであり、同等の効果が期待でき、患者様のご負担の軽減につながります。

医薬品の供給不足が発生した場合、患者様に必要な医薬品を提供するために、以下可能な対応を行います。

・代替品の提供 ・用量、投与回数、日数の変更

患者様の安全、健康、利便性を勘案し、適切な対応を行うよう努力致します。

(4)院外処方箋に記載される一般名につきまして

お薬の名前には「商品名(先発品名)」と「成分名(一般名)」がございます。当院で処方箋を発行させて頂く場合、「成分名(一般名)」で記載させて頂いております。

昨今医薬品の供給が不安定なことが多くなったこと、後発医薬品(ジェネリック)であれば患者様の自己負担額軽減が図れますことから、調剤薬局において先発品、後発医薬品どちらでも対応可能なようにするためです。

(5)医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算について

当院は保険証を紐づけしたマイナンバーカード(マイナ保険証)を用いて医療情報を取得する体制(オンライン資格確認システム)を整備しております。

マイナンバーカードを利用し医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。

  • オンライン請求を行っています
  • オンライン資格確認を行う体制を有しています
  • 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察室で閲覧または活用できる体制を有しています
  • 電子処方箋を発行する体制を導入予定です
  • 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については当該サービスの対応待ちです
  • マイナンバーカードの健康保険証利用の使用についてお声掛け・ポスター掲示を行っています
  • 医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、それを活用して診療を行うことについて、院内及びウェブサイトに掲示しています

(6)2025年4月1日より、外来診療における「外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)」の算定をさせていただきます。

厚生労働省にて令和6年度診療報酬改定において定められた上記評価料の新設に準じて、算定を開始させていただきます。

産業全体で賃上げが進む中、医療現場で働くスタッフの賃上げを行い、人材確保に努め、良質な医療提供を続けることができるようにするための取組です。これにより、4月以降、患者のみなさまの診療費のご負担が上がる場合があります。このベースアップ評価料による診療の上乗せ分は、医療現場で働く方々の賃上げに全て充てられます。

詳細につきましては下記、厚生労働省のHPをご参照ください。(リンクをクリックするとpdfファイルを表示します。)

参照:https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/001303600.pdf

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。